ケノンでやけどすることはあるのでしょうか?
答えは「間違えた使い方をするとやけどします」
本記事ではケノンでやけどをする危険性とやけどの原因
ケノンでやけどしないための正しい使い方を説明します。
ケノンでやけどの危険はある?
ケノンでやけどをしている人はどれくらいいるのでしょうか?
ケノンの使用者を調べることはできませんが
ケノンと同じ光脱毛によるエステでの脱毛で
やけどなどの被害を受けた人の
国民生活センターへの相談件数は
2012年~2017年の5年間で269件もの被害が報告されています。
サロンの脱毛とケノンでの脱毛は全く同じとは言えませんが
脱毛の仕組みは同じ光脱毛であることから
ケノンでのやけどの可能性は十分にあります。

家庭で簡単に脱毛できるケノンでもやけどをする可能性があるんじゃ!
ケノンでのやけどの原因は?
ケノンでのやけどの原因は何なのでしょうか?
ケノンに使用されているフラッシュ式と呼ばれる脱毛方式では
インテンス・パルス・ライトと呼ばれる
広い波長の光を肌に当てる脱毛方式です。

光を肌に当てると毛根のメラニン色素に
反応して熱が発生することで、
毛根の再生能力を抑えてムダ毛を脱毛します。
この熱がやけどの原因となるのです。
インテンス・パルス・ライトは
単一波長の光を照射するレーザー式と異なり
広い波長の光のためやけどはしにくいのですが
それでも次のような使い方をするとやけどの恐れがあります。
- 日焼け

日焼けによってメラニン色素が出来ていると
皮膚の黒い部分に反応する光を使うため
日焼けした部分に熱が発生してしまいます。
また日焼けをしている部分はすでに
やけどを負っている状態のため
より深刻な症状になる可能性があります。
日焼けを甘く見てはいかんぞ!
- 冷却不足、照射パワーが強い
インテンス・パルス・ライトは
広い波長の光を肌に当てるため光の出力が弱く
レーザーに比べて 痛みも少なく肌への刺激も弱めです。
しかし、冷却が不十分であったり、
照射レベルが強すぎるとやけどの原因になります。
冷却はめんどうじゃが肌を守るために必ずおこなうんじゃ!
ケノンでやけどをしない正しい使い方
ケノンでやけどを負う可能性は理解して頂けたでしょうか?
次にやけどをしない正しい使い方を解説します。
日焼けをしている部分には照射しない
日焼けをしている部分はすでに軽いやけどを負っているため
そこにケノンで光を当てることで刺激による
ダメージをさらに負ってしまいます。
そして、皮膚が赤く腫れたり、
場合によっては色素が沈着してしまい
シミが発生する恐れがあります。
日焼けをしている部分には照射しないようにしましょう。
もし日焼けしてしまったら?いつから脱毛できる?
もし日焼けしてしまった場合は日焼けが治るまで脱毛することはできません。
それではどれくらいの期間で日焼けが治るのでしょうか?
・夏~秋
夏から秋は紫外線量が多いため日焼けが治るのに時間がかかります。
一般的に3カ月で日焼けが治るといわれているので3カ月は様子を見ましょう。
・冬~春
冬から春は紫外線量が少ないため2カ月で脱毛可能です。
肌の様子を見ながら照射しましょう。
脱毛後は日焼け止めを塗る
ケノンでの脱毛後の肌は通常より乾燥し敏感になっています
そのため外出時は脱毛部分に日焼け止めを塗ることで
日焼けによるやけどを防ぐことが出来ます。
また、日焼け止めを選ぶ際にSPFやPAの高いものを使用していませんか?
SPFは赤くなる日焼けを防止し、PAは黒くなる日焼けを防止する数値ですが
どちらも数値が高いほど肌への負担が大きくなるのです。
長袖や帽子なども使用し日焼け止めは最小限にすることが肌の負担軽減につながります。

冷却をする
ケノンの照射前にクーリングパック
(ケノンを購入すると2個ついてきます)で
10秒照射する部分を冷却してください。
そして照射後にも10秒必ず照射した部分の冷却を行ってください。

冷却は肌を守るだけでなく、痛みを軽減する効果もあるぞ!
はじめから照射レベルを上げすぎない
照射レベルは部位によって変える必要があります。
まずは痛みを感じないレベルから始めることをおすすめします。どうしても高いレベルで照射したい方は
- VIO 5以下
- ワキ 6以下
- ヒゲ 6以下
- スネ 8以下
から始めてください。
- 日焼け部分には照射しない
- 冷却を必ず行う
- 照射レベルを上げすぎない
- 脱毛後は日焼けをしない
ケノンは正しい使い方を守ることで
安全に自宅で脱毛することが出来ます。
購入がまだの方は公式サイトからご確認ください。
